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トロージャンのCageRage2
○弁慶ゼルグ(1R 腕十字)カーチス・スタウト×
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ジェームスのまさかの敗戦の前に、自分は既に泣いていた。
弁慶がやったのだ。
正直、この試合相当危険で厳しい打撃戦になると誰もが思っていた。
チャーリーも自分も「信じるしかない」という本当に祈るしかできないほどにカーチス・スタウトは強力な対戦相手だった。
弁慶もきっと・・・・と思うと弁慶は試合前からニコニコ。
「多分2Rの始めに俺が勝つと思うよ」と凄く余裕。
人の気も知らないで本当に凄い肝っタマを持っているんだなぁ弁慶は。
対するカーティスは全く弁慶を相手にしてないような態度で「試合をうけてくれてありがとうよ、ただ多分お前の選択は間違ってるぜ」と忠告。
試合前から一気にボルテージはマックス。
入場でも、そしてケージに入ってからもずぅっと笑顔の弁慶。
(ちなみにそれまでゼルグ・ガレスィクとコールされてた弁慶も、今回は「ゼルグ弁慶ガレスィク」とコールされてとても嬉しかった。)
何がそうさせているのかわからないけど、とにかく余裕だ。
しかし、ルールチェックに入るとカーティスに一目もくれず、地面をにらみつけてグラブを合わせて試合開始!
カーティスは前傾に構えて完全に打撃モード。
いきなりサイドキックを二発打つ弁慶だが、その早いこと早いこと。
ローキックと同じくらいのスピードでバシビシとカーチスに当てていくと、実況席も「見ろよこのサイドキックを!」と興奮。
更に不用意に前に出てきたカーティスにロー一閃。
その凄まじいスピードと当たった時の音に、期待は一機に高まる。
しかし、ここでカーティスは一気にタックルから弁慶をリフトアップしてテイクダウン!
ぬおおお、レスリングの練習してたのに何だこのパワーは!!
カーティスは上を取ると、細かいパウンドを打ちながら弁慶をCage際に運ぶ。
まずい・・・まずい・・・それ鉄板のパターンじゃないか・・・・・。
密着するゼルグを肘でおしつけ引き離すカーチス、逃げろ弁慶!
と思うや否や、そのおしつけている腕をキャッチして一気にアームバー。
カーチスはリフトアップしようと試みるががっちり極まっておりタップ!!
弁慶は全くの無傷で恐らく2分かかっていない!!!!
色々な意味で信じられない光景だった。
恐らくコースケさんの所の予想大会でもこれは予想できなかったのではないだろうか・・・。
いっつも寝技の相手をしてくれていた、マッティに感謝しないとだね。
ゼルグは試合後、試合前と全く変わらない表情でニッコリと笑い、インタビューに応じた。
弁慶・・・とにかくおめでとう。
チャーリーと初めて話した時から君を応援しつづけてきて本当に良かった。
DSEさん、佐伯さん、弁慶ゼルグをよろしくお願いします。
by benkeijames | 2006-07-02 07:17 | 弁慶ゼルグ情報
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