今日のメニューはトロージャン選手みんなが大嫌いだというヒルズラン! 昨晩、北斗の拳にのめりこんでなかなか起きれない自分をチャーリーが笑顔で起こしに来てくれる。 うーん・・・この人の笑顔は神様のようだ。 さて、急いで身支度をしてみんなが待つ三階へ上ると、そこにはみんなの顔が。 参加するのは勿論プロのファイターのみ。 コンラット、イタロ、牛若、ジェームス、Trojanハリトーノフ(凄く似てる)、マッティが既にスタンバイ。 すぃましぇんと用意して、トロージャンバンへgo! 寝不足から車でウトウエトしていると、後ろからジェームスが僕の坊主頭をちょこりとつついて 「大丈夫か!?今日のはやばいよ」と忠告。 まじっすか・・・・。 さて、ボーッとしてるといつのまにやら森の中。 「いくぞ」と言われてランニングの服に着替えると、ランニングシューズを忘れたことに気づく。 まずっ・・・まぁロードワークじゃないし大丈夫か・・・とオールスターでレッツラゴー。 道路から外れて、何の道路も無い山道をポクポクと進むと、 凄い急な坂を下る。本当に足を滑らせそたら転がってきそうなくらい急だ。 坂を下ると、急ではないけど長く拾い坂道が現れる。 「よっしゃ、アップいこうか」というチャーリーの声で、 みんなジョグで長い坂道を走ってく。 うーん・・・ちょうどいいね。 そこからモモ上げ、かかと上げ、サイドステップで上り下りを繰り返して足を暖めてく。 「ペアになってー」といわれて、自分は体重が一緒のロニーとペアに。 「パートナーをかつぎあげて登れぃ」というチャーリーの支持で自分はロニーをかつぎあげてエンヤコラとノロノロ登る。 自分達は軽量級コンビなので下を見るとみんながそれ以上に遅く登ってる。 ジェームスを担げる人は誰もいないので、二人がかりで持ち上げて坂を登る。 終わるともう足がプルプル言いはじめてる。 「よーし本番だぁ」 うえぇ、足がもうやばいよぉ・・・。 何でも緩やかで長い坂を七割の力でのぼった後に、急で短い坂を全力で五本上るとのこと。 しかもそれを三本!! これもペアで登るんだけど、ロニーの七割が自分の全力と変わらず全然きつい。 「ちょっ・・・まっ」と思わず日本語が出そうになる。 長い坂を下ると、急な坂の全力ダッシュ開始!! 口から心臓が出そうになる・・・まずい・・・・・・気持ち悪い。 ロニーは自分より早いために、後ろから「行け!行け!遅くなるな!全力でいこう!」とケツに火をつける。 死ぬ気で登りきり、もう一回を繰り返す。 ついに五回登り終わって、坂と坂の間でヘロヘロになる。 休むまもなく、チャーリーの「アゲイン!」でもう一度登る。 朝は神様に見えたチャーリーの笑顔が悪魔に見える。 なんとかロニーに食らい付いて、三本終える足も心配も言うことを聞かなくなって完全ダウン。 「お・・・おえぇっ」と吐き気を催してうずくまると、イタロも途中でアウト。 ジェームスが持ってきた水にかぶりつくとチャーリーは凄く笑顔(笑。 他のみんなは、まだ走る・・・すげー。 イタロと一緒に撮影用にデジカメをバンに取りに戻り、また坂道に戻るとジェームスもリタイアしてる。 「へへ」と笑って水を飲んでるのを見てイタロとジェームスと自分に友情のようなものが芽生える(笑。 チャーリーとジェームスとイタロでがんばるみんなを尻目に喋っていると、 「弁慶はマジメにやらないんだよ。 木の後ろに隠れたり、木に登ったりしてふざけてやるんだ(笑。 誰よりもヒルズランが嫌いなんじゃないかな。」 ほほえましいですな、その度胸が欲しい。 あー、弁慶と一緒に練習したかったなぁ。 そうこうしてるうちにみんなランニングを終えてゴールイン。 バンまで歩いて戻って、汗でびしょぬれになったパンツをチェンジする。 ジェームスが着替えでお尻を出すと 「デブだ!」「太ったろ!」「でけー尻だ!」とみんなが爆笑しながら指差すと、 いじめられっこのような顔で親指をかんで振り向くジェームスにみんながまた爆笑。 シャッターチャンスを惜しくも逃す・・・ごめんなさい皆様。 今日の練習は、あとは午後のMMAのみ! #
by benkeijames
| 2006-08-30 21:03
| トロージャン情報
ロニーも嬉しそう。 今日はいよいよ待ちに待ったジェームスとのご対面だぁ。 今日はイタロ&チャーリーによるMMA基礎。 練習場につくと、凄いでかいのがいる。 昨日マイキーを後ろから見て一瞬ジェームスかと思ったけど、やっぱり比較にならないでかさ! そう・・・我らがジェームス・トンプソンだ! 自分を見つけるなり「久しぶりじゃないか!UK楽しんでる?元気だったかい?」といつものように優しく紳士に話しかけてくれるジェームス。 PRIDEをどの選手よりも愛し、PRIDEの為に戦い、PRIDEの為に生死をかける男。 普段はこんなにも優しく大らかで紳士だ。 話はすぐに日本のファンに飛ぶ。 「みんなジェームスを心配してたよ、休むべきだって言ってた」 と自分が伝えると、一瞬ジェームスは表情を曇らせ 「理由はわかってる、だけど次の試合ではきっともっと強くなって帰ってくるよ」とすぐに笑顔に変えて答えた。 他の選手もジェームスが帰ってきた事でみんな少し雰囲気が和んでいる感じ。 さぁ、いよいよPRIDEファイターとの練習だ。 ジェームスとマイキー この日もアップをいつも通りおえて、準備万端。 最初はギロチンチョークのディフェンスを実践、こんな方法があったのかと実感。 ただ古傷部分をフル活用するのでかなり痛い。 次に、サイドからハーフに戻そうとする対戦相手をコントロールして逆サイドを取る基本形。 ふむふむ、面白い。 ふと視線をジェームスの方にずらすと、昨日めちゃくちゃでけーなぁと見ていたマイキーが子供のようにコントロールされとる・・・。 やはりでかいなぁ。 技術講習実践が終わったところで、次はレスリング。 まず2チームに別れて、二分したマットの各中央にジェームスとマシューが立つ。 そして、一人ずつ立ちレスでテイクダウンに挑んでいきジェームスとマシューはディフェンスに徹しなければならない。 そして1分以内にテイクダウンできなかった場合は次のチャレンジャーというバーチャファイター形式だ。 ジェームス以外のみんなはマイキー以外全員100kgを切っているため当然ジェームスの相手にならない。 ジェームスは流したりタックルを切ってるだけなのに、みんな吹っ飛んだり潰れていく。 一方のマッティもさすが柔道黒帯、素晴らしい体躯の強さで投げられない。 そしてとうとう誰も二人を倒すことができず時間切れ。 とはいえ二人の顔にもだんだんと疲れが見え初めてくる・・・。 次はディフェンスに徹していた人もオフェンスが可能になり再スタート。 当然のごとくみんなジェームスに叩きつけられる。 実力差でいえばザーボンとフリーザぐらい。 前回の試合負けはしたけど、レスリングの英国王者レスリングで圧倒してたしなぁ・・・。 一方のマッティはさすがに疲れて、体格上のマイキーにテイクダウンを許す。 ジェームスの方もパワー切れでさっきのような迫力が見られない。 しかし、軽く足を痛めてイタロにバトンタッチ。 自分も素人ながら疲れ果てたイタロからアンダーフック、投げの体制までもってくもののイタロに足をかけて阻止されて派手にコケた。 この後は全員ストミナ切れしている為に適当にローテーションが進んで、いい具合にトレーニングが進んで終わった。 練習後はジェームスとお話。 未知「次の試合はいつになるの?」 トン「まだ詳しく決まってないんだよね、ベガスなのか9月なのか」 未知「なんかシルムのでかい韓国人の人が参戦するみたいだし、その人になるんじゃないかな」 トン「あー、俺もPRIDEのホームページで見たよ」 未知「ジェームスと同じぐらいのサイズだし、いい対戦相手になるんじゃないかな?」 トン「写真を見てふーんて感じだったね」 未知「MMA経験はないみたいだけど」 トン「PRIDEの厳しさを教えるには俺がぴったりだね」 とPRIDEトークで盛り上がる。 午前中は後は各自打撃基礎を反復して、練習終了。 ジェームスは今日は娘さんの面倒を見るために家に帰り、午後の練習には参加しないとの事。 #
by benkeijames
| 2006-08-22 04:26
イタロ&マッティ 今日はサーキットトレーニング+ボクシングクラスだ! 先生はチャーリー!なんかチャーリーに教わるって不思議な感じ(笑。 まずはボクシングから。 ボクシングクラスはプロやセミプロ等、本格的に格闘技をやっている人向けのクラスで、 ロニー牛若はもちろん、マシューやイタロも参加。 他にも80~90kg級のセミプロの方々も。 まずは、ウォームアップだけどこれが結構つらい・・・。 道場のマット内をジョグで流して、イタロの掛け声とともに腕立てと腹筋をこなし、 ジョグもダッシュや腿上げ、踵上げとチェンジしてく。 ほどよく、 イタロも自分もミットを持つのが<まくなくあまりいい音がしない・・・・。 終了後はいよいよスパー!機能はサブレスでコテンパンにやられたけど、今日は得意分野。 トロージャンの打撃能力をチェックしたるでぇ。 まずはイタロ。 ATTでも寝技の練習をやはり多くしてきたみたいで、打撃はスペシャルの感じはしない。 ただブラジル人特有の身体能力の高さか、たまに振ってくるフックが強烈で驚いた。 リードブロウと前の手のフックを相手のガードにかぶせてストップして、ボディでうまいこといなす事ができた。 イタロは前に出る練習すれば強くなると思う。 トロージャン、ランニング最速?いつも優しいコンラットさん。 次はセミプロのコンラットさん。 180オーバーの長身(173cmの自分からすれば)で、長い手足を使ったサブミッションが得意のコンラットさん。 昨日の寝技スパーでは三角や、アームロックでやられた。 気になるスパーは、自分と少し身長の違うイタロとやったあとなので、距離感がいまいち掴めずジャブをスポンともらったりする。 それでもコンラットさんも打撃は初心者のようで、体格差を利用したダックインしてのジャブと右のボディストレートが効果的に当てられた。 牛若どん。 そして、次はいよいよ我らがトロージャンの看板選手の一角であるロニー牛若とのスパー! チャーリーの実子にして、イギリス65kg級最強の一角である彼のボクステクを見極めるぞ! 面と向かうと威圧感がない、ゆったりとした構え。 よし、リードで様子見だと前の手を出した瞬間に右ストレートが顔面にぶちこまれた。 は・・・・はやい!!!尋常じゃない。 これまでもボクスで実績のある方々ともスパーして(そしてやられてきた)きたけど、遜色がないスピード。 その後も距離をとると、高速コンビネーションが容赦なく襲ってくる。 総合選手にありがちな単発なつなぎではなく、3連打から2連打、2連打から4連打と上下に打ち分けてくるのでなかなか反撃にでれない。 距離をつぶすしかないとガードを固めて乱打戦を挑むも、サイドへの反応も素早い。 下がりながらカウンターのアッパーを軽くヒットさせるも、自分のペースで打っていないのでまったく相手は止まらず。 接近戦へ→いなされる→ボコボコ→接近戦へ。のエンドレス。 そして、ガムシャラに出したワンツーをロニーが低空ウィービングで避けたときにロニーの頭が腿の横にクリーンヒット。 足がしびれる。 『しまった!』と思った矢先に、クロスからのフックで鮮やかに顎をとらえられ腰が砕けた。 ここでチャーリーからストップがかかり、「人間サンドバック」のまま強烈にやられた。 身体能力で上を行かれたとか、そういう問題でなくて、明らかにボクシングの技術が総合選手の平均的なそれを確実に上回ってる。 化け物だ。 自分の弱さを含めて計算しても、このパンチ技術はやばい。 スタンディングダウンから回復して、次の対戦相手はマシュー“三平”セラーズ。 マシューは柔道の黒帯で、構えると自分よりも身長が低い。 やはりフィジカルの強さが半端ではなく、フックやジャブ等のなんでもない牽制打がすごく強く感じる。 スパーも後半で腕に痺れがでてきたので、ガードを下ろして対応。 イタロと同じ先方で前の手のリードブロウで威嚇して、下に右を打ち下ろす。 駄目だ、疲れた。マッティの前進を止められずにクリンチする場面が増える。 ドロドロになったところで終了! 終わった後に、みんなに褒められて感激したけど、自分はロニーの強さにただただ愕然としていた。 お世辞やプロモートではなく、本当に強い。 その速さはまさに牛若というニックネームに恥ないもの。 これからロニーのパンクラス参戦PRを本格的に進めていきたいと思います。 俺は格闘技ファンとして、彼に惚れて、格闘家として、彼に嫉妬しました。 終わった後に彼が本気ではなかった事をしってますます・・・。 そして、後半戦はサーキットトレーニング! これは二班に別れて、一方はトレーニング、一方は全力疾走を三分交代で10項目程度やる練習。 自分はロニーとコンラットの二人とペアになりスタート! 二人とも足がめちゃくちゃ速くて、高校生の時は学校でも陸上部の次に早かった(何の自慢にもならない)自分がずるずる置いていかれる。 2分終わって心臓がバクバク。 口から内臓が出そうだけど10秒後にトレーニング。 これのエンドレスで後半戦は、一周遅れにされるくらいヘトヘトに・・・。 トレーニングが終わると、全身アイテテテテテテ。 トレーニング終了後に、みんなと話す。 ロニーは「ロニー、日本にきたらボクシングをやりなよ、イギリスではやってないの?」と言ったら、テレくさそうに「有難う。イギリスはプロライセンスをとるのが凄く面倒な国なんだ」と言ってた。 しかも後で聞いたら、チャーリーはリッキー・ハットンとジョー・カルザギの親友だというではないか・・・。 更にそのツテでクリス・ベイコンや、ボクスの名選手とも練習機会があるのだというのだからロニーの打撃センスの高さの秘密がわかった。 ちなみにハットンは幼いころはアマチュアキックをやっていたそうな。 ボクスの話題はここまでにして、明日はジェームスが練習に参加するという! ブログを見ている方すべてが待ち望んでいた、ジェームスの練習模様は続きで! 写真だと小さく見えるけど、マジででかいマイキー。 ちなみにこの日はウェールズからチーム移籍したマイキーことマイク・エドワーズがトロージャンでの初練習でした。 マイキーも初練習でとてもきつかったらしく、彼もチャーリーの家に滞在する事から意気投合しました。 後姿が小さなジェームスのようで、ウェイトとボディビルで鍛えていた筋肉密度はやばい。 プロは残念ながら未勝利(0-1)ですが、ただサンドバックを趣味で叩いていた状態でリングに上がったときの負け(どないやねん)なので、 これからトロージャンで練習すれば、きっともっと強くなるはず! 打撃の動きにもセンスが感じられるし、トロージャンに不足しているライトヘビー級要員として注目されそう! ウェールズ訛りが凄く、ゆっくり話してくれないと全く聞き取れないのですが、 とても優しく、面白く、スケベなキャラに親近感が持てて、一番の仲良しになれました! #
by benkeijames
| 2006-08-21 02:33
この日はカメラを忘れてしまったので、グロースターの教会の写真をお楽しみください。 いや、マジですみません。 日本でのぐぅたら生活が時差を問題にせず、夜もぐっすり眠れた。 んあーと起床して、身支度しているとチャーリーが「ロニーが迎えに来るよ」と一言。 うおー、面と向かって喋るのは初めてだ。 緊張するなぁ。 とか思っていたら、いきなりロニーが彼女を連れて登場! 自分を見ると驚いた表情に見える(あまりにも不細工だったからか?)。 シャイガイなロニーとは握手、彼女にもご挨拶。 その後はロニー、イタロ、自分、彼女の四人で外出。 行き道では 「次の試合はいつになるの?」 「クリス・フリーボーン(CageRageのフェザー級王者に唯一土をつけてる選手)と戦う予定だったんだけど、流れちゃってね。たぶん九月。」 「へー、日本で早く戦いたい?」 「もちろん。日本でもどこでも戦う場所があれば戦うよ!」 と侍魂が感じられるコメント、いやーカッケーなぁロニー。 後ろでは、イタロがロニーの彼女と喋ってる。 ビリヤードを楽しんだ後に、ロニーに連れられて道場へ。 ロニーは仕事があるらしく、そこでお別れ。 明日の練習でご一緒することに。 二日目になって、いよいよ練習開始! 道場はけっこう広い。 高くないリングが一つと、寝技用の畳スペース、打撃練習のサンドバックスペースがある。 汚くないし、とても好印象だなぁ。 今日はイタロ先生による、柔術クラスだ! この日はプロのクラスではなく、セミプロや柔術の人たちと一緒にやる。 最初にイタロがリバーサルと、パス、そしてそれぞれのテクに対する防御方法を手ほどきしてくれる。 知らなかったテクニックや、面白いなぁと思うようなテクが沢山あって関心。 みんなデカッ!100kg一人、80kg二人、自分より体格の良いお姉さんが一人、イタロ。 65kgでもリミットアンダーする自分にはみんなが恐竜に見えるですよ。 そして、寝技は素人同然な自分はおもちゃのように極められる。 色々な角度に捻られ、絞められ、もうね・・・タップの嵐。 しかも、ハーフガードをパスされないように足で必死にクラッチしてたら足つって自滅したり、 パスしてマウントやバックを取るも、100kgの人に軽くひっくり返されたり。 自分の寝技のできなさにがっかり。 とにかく、その日はコテンパンで体中いたいの何のって・・・。 寝技は基本的に柔道とサブレス畑の自分でしたが、柔術の奥深さを知りました。 恐るべしATTの黒帯。 明日は得意分野の打撃だというし、がんばろう。 #
by benkeijames
| 2006-08-20 10:40
エコノミーが満員になって、ビジネスに昇格という嬉しいサプライズが。 いきなり追い風だぁ! そんなこんなでロンドン、ヒースロー空港に到着。 ここでチャーリーと落ち合う予定なんだけど・・・・いない 10分待つ・・・いない。 20分で探し回る・・・いない。 30分目でチャーリーに似たおじさんに話しかけそうになる・・・いない。 いきなり不安になり、座り込むしかなくなったが、ボーッとしてると、なにやら到着出口の人ごみの中に巨体が。 チャーリーだ! どーもどーもと久々でもない再会に感激しつつ、いきなりヒアリングミスをして英語能力の無さを痛感する。 チャーリーにくっついて外へいくと、そこにはトロージャンバンが!! うおー!かっけー!Trojan Free Fightersとか書いてある! 「ハハハー、今日はロンドンを色々見せてあげるよ!」とチャーリー。 ブレとる・・・。 そしてバンに乗り込むと、陽気に携帯電話で話す男が・・・・・見たこと無いなぁ。 しかも喋ってるのは英語じゃない。 恐る恐るナイストゥーミーチューすると笑顔でポルトガル訛りの「ェーイ、ナイストゥーミーチュー」が返ってきた。 「そいつは、ATTから来てもらってる、トロージャンの柔術コーチのイタロっていうんだ!」とチャーリーから補足。「あっ、この人がトロージャンの柔術コーチか」と納得。 イタロは物凄い勢いでHEROsを制圧しつつある、ジェシアス・カバウカンチと、 PRIDE武士道で五味を難なく絞め落としたマーカス・アウレリオや、UFCに参戦中のジョルジ・サンチアゴの親友。 とても陽気で話しやすく、英語能力も自分より少し高いくらいなのでとっても話しやすい。 「JZとアウレリオはどっちが強いの?」とか「PRIDEとHEROsのトップが戦ったらどうなる」とか「JZは舌に三つもピアスをしたまま試合する」とかロンドンの名所を巡りながら、色々話しました。 ちなみにチャーリーとイタロは「bixao(友達)」と呼び合っており、二人が話してるとどんなに離れてても「bixao~~~~」と何回も聞こえてくる。 その後もインターネットカフェで二人して「パソコン起動できねー」「どうやんのコレ」「日本語読めねー」とチャーリーの足を引っ張りまくっていました。 イタロ劇場。 その日は、UKの各所巡りと美人なおねーちゃん観察。 そして、イタロとチャーリーとのトークのみで練習無し! とても長い道のりを経て(迎えに来てくれて本当に有難うチャーリー!)グロースターのチャーリー宅に到着し、身支度をすると「明日から練習開始だかんね!」といわれる。 チャーリーの家は地下一階含めて四階あり、地下は倉庫、一階が空き、二階がワタクシの部屋とチャーリーの部屋、三階の部屋がイタロ部屋とTVルーム。 ここからトロージャン滞在がスタートした。 #
by benkeijames
| 2006-08-20 10:09
| トロージャン情報
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