チーム・トロージャンの滞在記 Last Day
※ジェームス・トンプソン、弁慶ゼルグ、ロニー牛若へのメッセージは掲示板2chトンプソンスレッドでも受け付けています。
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いよいよ決戦の日。
朝方に自分のホテルをチェックアウト。
部屋は狭かったが、本当にいいホテルだった。
今度から東京近辺に泊まる時はあそこだな。

ホテルを後にした直後、携帯電話が鳴る。
チャーリーからで「頭痛薬がほしい」ということなので、開店間際のケンタッキーに無理矢理入って時間を潰し、薬局で即効性の薬を買って彼等のホテルへ。
チャーリーの部屋にいくと、彼はおらずジェームスの部屋へ。
いきなりパンツ一丁で出てきて驚いたが、すぐさま以外と絞れてるなと感心。
電話中だったのでウェズリーの部屋でサイードと一緒に暇つぶし。
試合について予想を含めて色々喋った。
その日の僕の一押しは青木と石田だった。
イギリスの人は割りと日本の格闘家にうといが、必死に彼等の素晴らしさを伝えた。

バスの時間だというので部屋を出ると、迎えに来たジェームスとバッタリ。
「チャーリーは?」と聞くと「わかんない」と言うので「まっいいか」という感じでロビーまで降りる。
ロビーにはジョシュ、パーソン、ジョシュのカットマン、パーソンの奥さんとジョシュの彼女が既にいた。
ジョシュのカットマンと喋っていると、一台目のバスが来てジョシュ一味とはバイバイ。
自分は大して喋れなかったけど、PRIDEのファイター達、スタッフの方々はいつも明るくいい人ばかりだ。
しばらくするとニンジャ、ショーグンとCBAの面々も。
ブッカーKさんはじめ、ショーグンやニンジャも外国人選手の間では「とってもフレンドリー」と評判。

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うーん・・・しかし待てど待てどチャーリーが来ない。
「あいつ12:30(待ち合わせは11:30)とかいってたぜ」「やばいじゃん」とぼやきはじめるみんな。
自分もソワソワしてチャーリーの部屋に電話をかけると、ホテルのインフォによれば朝の9時にマッサージルームにでかけたとか。
おいおい・・・親分。
ソワソワしながら待ち続けると、時間ギリギリに登場。
頭痛薬を渡して「大丈夫?」と聞くと、「なんよく眠れなかった」と漏らすチャーリー。
不安になりながらも、チームにくっついてバスに乗り込む。

同じバスにはクルタニーゼ、ヒョードルも乗っている。
ヒョードルは昨日の夜コンビニでみかけたのだけど、本当にオーラが違う。
コンビニの明かりに不気味に照らせれるその佇まいは何か人間とは違うものを感じた。
人を一人殺っちゃってるんじゃないかと思うくらいで、目の辺りにした瞬間石化して動けなかった。
普通に話している時は天使のような笑顔なんだけど・・・。
クルタニーゼに至ってはとても愛嬌がある人で、英語は全く喋れないようだけどお茶目でいい人だった。
これから藤田のような化け物とやるなんて気の毒だなぁと思ったけど。
バスの中からジェームスは集中タイムに入ったようで、音漏れするくらいの大音響でグリーンデイやプロディジーを流して集中する。
セコンド軍団は僕の携帯でUFCの結果速報を見る。
アンダカードにはみんな全く興味無しだったが、ビスピングが勝った事を伝えるとみんな少しうれしい様子。
ジェームスもその話を聞くと表情をキリリと引き締めた。

いよいよ会場につくと、控え室に入ってすぐジェームスは完全リラックスに入る。
隣にいるクルタニーゼが打撃の動きを少し見せたが「これはいかん・・・」と個人的に思ったのは秘密。
ただ本当にとてもいい人で、レスラーのサイードやみんなに笑顔いっぱいで話してくれた。
おいてあったパンフを見ながら、僕とウェズリーは「バローニは大嫌いだ」トークに花を咲かせる。
ジェームスはDSEスタッフの方に呼ばれて検診とグローブチェックを早々にすませて、再びリラックスに・・・。
しかしチェック後にDSEの方が「バンテージを巻くときはメディカルチェックルームで」と伝えに来て、興行であり本当に公正に試合を行っている協議でもあることを実感。
不正など入る余地もない、ここは世界最高峰のリングだと・・・。
クルタニーゼはアレがアレすぎてアレのアレがなかったとかいうのは秘密。
自分は会場でピストンさんと待ち合わせしているので、ここでチームとお別れすることに。
ブログでの応援メッセージとグッドラックを伝えて控え室を後にしたが、ジェームスは本当にいい顔をして「見ていてくれ!」と言っていた。

開場が一時間近く遅れるハプニングはあったものの、無事入る。
しかし案内のバイトの人達がうまく連携していなかったのか、自分を含めかなりの数の人が会場内での入り口はどこかと迷っていた。
なんとか席につき、ピストンさんと観戦開始。
試合は一試合目から壮絶なKO決着。
それからの試合も熱く、総合格闘技としてのレベルが最広域の物ばかり。
そして、PRIDEオタク同士の熱い会話。
まさにこの世の天国である。
途中トイレに行きたかったのですが半券を落としてしまい我慢していたが、試合が始まるとアドレナリンでまくりで気にならず。
ジェームスの試合の前の試合で五味が壮絶KO。
チャンピオンになってからの五味は守りに入ってるとえらそうに語った直後のカウンターからの連打。
その前の青木の試合を見て「間違いなく世界最強」だと思ったけど、五味の試合を見てこれからのライト級が楽しみで仕方なくなった。
こんな凄まじい試合が前の試合にあるなんて、ジェームスは大丈夫なのかと思いながら彼の登場を待つ。

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煽りV・・・時間がなかったのにここまで造り上げるなんて佐藤Dはまさしく神だ。
というか若干ジェームス寄りに作られてジェームスのほうが歓声があがったような気すらした。
入場から滅茶苦茶ハイテンションなジェームス。
食事のときから練習してた入場時の動きでファンを煽りV以上に煽る。
試合前にチャーリーやサイード達が気づいて手を振ってくれる。
にこやかに笑い返しながらも「集中してちょんまげ」と心の中で祈る。
ウェズリーに至っては「ティトとチャックはどっちが勝った?」と聞いてきたので「チャックだよ」と教えてあげたらニコニコしてた(笑。
しかしヘラヘラしてたら吉田がいきなり胴着を脱いでびっくり。
「ねがってもないことだ!」と個人的に思ったがトンプソンの精神が乱れてないか心配に・・・。
表情は変わらずでホッとする。

試合が始まるといきなりジェームスはゴンガンダッシュ!!
パンチではなく膝でいったが、うまく組み付かれてしまう。
素晴らしい投げ!漫画を見て三五十五が100kg超級の選手を投げていて「うそっぱちだ」とは思ってたものの、柔道ってやっぱ凄いなと実感。
スタンドをキープする作戦がゴンガンダッシュで崩れてしまい、すぐにサイドをとられてしまう。
この時点で「あーあ」と思ってしまったが、ジェームスの進化ぶりは素晴らしかった。
吉田はすぐに腕十字へ移行して極まりかけるもののジェームスは小さいスラムでエスケープ。
すぐに足関節にきたが最初は潰してパウンドを落とすが、吉田はうまくアキレス腱にもってく。
ジェームス苦悶の表情・・・「まずいぞ」とだれもが思ったが、気持ちで凌いで見事に脱出!
スタンドの攻防でジェームスのテンカオが入って一気に吉田が攻め立ててきたが、足が揃っているパンチなのでジェームスはもらっていても落ち着いている感じがした。
ジェームスが逆に投げをねらい潰されて別れた後はすでにスタンドの攻防では均衡が崩れていたと思う。
吉田のローキックをジェームスはまさに自然体でカット、膝でもろにカットされていたために吉田は着地後足元がおぼついていない。
さらにローキックを入れてから、パンチをもらうがパンチを返して『逃げの組み』に追い込む。
しかし組めばさすがの元ゴールドメダリスト、ジェームスはものの見事に投げられてしまう。
サイドコントロールから片足タックルでエスケープしようとしたトンプソンを潰してキムラにいく吉田。
凄い角度にひねりあげられるがジェームスはエスケープ。
とられている腕の下にマットがあったが、頭ともう一方の腕まで固定されてしまう。
「今度こそ万事休すか・・・」と思いきやジェームスはまたも凌いでエスケープ。
両足タックルから膝とフックの連打で見事にダウンを奪う!!
こうなったら止まらないトンプソンはフットスタンプから足関節をとりにきた吉田へパウンド。
さらに逆に膝十字をねらっていくも、うまく抜けられるがタックルで攻めに行く。
思わずリングの外へジェームスの攻撃を凌ぐために顔を背けた吉田でしたが、攻めに来たジェームスに押されてリング外へ転落。
これはリング外に最初に出たのは吉田ですし、招いたのは彼自身ではないかなと思う・・・。
その後はジェームスの圧倒的な猛攻。
作戦通り膝を叩き込み吉田を追い込みパンチでダウンを奪う。
ヴァンダレイの猛攻を凌いだ吉田を顔面パンチで見事に崩した。
崩れ落ちた吉田にパウンドを叩き込もうとするジェームス。
この時点でピストンさん、僕、チャーリーはかなりエキサイトして「止めろ!」を連呼。
ここであまりにもエキサイトしたチャーリーがレフェリーからなんとイエローを宣告されてしまう。
再開後すぐに試合をきめにいったジェームスはパウンド連打で見事TKO勝利。
2006年最初で最後の大金星、トロージャンにとって最高のハッピーエンドになった。

と観戦記はここまでですが、今回のレフェリングとイエローカードについて。
まずDSE様を自分は格闘技の世界にある神として僕はリスペクトしています。
会見時の皆様の仕事ぶりや、素晴らしいお姿。態度。試合前の厳正なチェック。
どれをとってもこれ以上に無い最高の会社だと確信しました。
また3戦全敗ノーゴングアンドダッシュのジェームスにこんなビッグチャンスをくれる神様のような会社はどこにもありません。
まさに我々チームにとっては、ホームであるリングを提供してくれる神です。
しかしながら、ことこの試合のレフェリングに限っては疑問が残りました。

まずチャーリーが暴言を吐いてイエローカードを宣告されていましたが、レフェリーへの暴言はいかなる競技においても許されない行為であり、反則であるのは理解しています。
また試合中でエキサイトとはいえ、彼はプロフェッショナルであるべきだったのかもしれません。
しかしその事実をベースに考えても、今回のレフェリング特にストップは遅すぎたのではないでしょうか?
この試合で吉田は2ノックダウンをしています。
そしてリスタートする時にレフェリーは彼をひきずって戻しているんです。
ジェームスはファイターなので攻撃を緩める、ストップすることは不可能です。
これでレフェリーがストップしないならば、TKさんが止めるまでにセコンドが爆発しても致し方ないのではと思いました。
チャーリーだってレフェリーや吉田が憎くて暴言をはいたわけではありません。
誰も息子同然に可愛がっている選手を人殺しにできません。
そしてPRIDEという世界最高峰のリングでのリング渦などは決して起きてはいけないことです。
今回の原因となった事案は明らかにレフェリーにあったと自分は確信しています。
とても良い試合、そして勝利した試合のあとにこんな事を言うのはおかしいのかも知れませんがこの件についてはイエローの事ではなくDSE様でもう一度話し合ってほしいと思いました。
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# by benkeijames | 2007-01-02 23:37
チーム・トロージャンの滞在記 Day2
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昨日ひたすら歩いた事で疲れがたまり、泥のようにねこけて起きてみれば11時。
すぐに支度してチャーリー達のホテルへ向かう。
まずチャーリーの部屋に行き、次にサイード達を迎えに行く(ジェームスは記者会見まで指圧へ)。
みんな集まったところで「記者会見までショッピングに行こう」ということで、また渋谷へ(笑。
行きの途中でチャーリーがハラペコだということでマックに入る。
イギリス人が好きな日本食でトップ10に入る(当社調(笑)テリヤキバーガーを二つ3分で片付け、マックを後に。
歩いていると変なおっさんがチャーリーに話しかけてきた。
「知り合い?ファン?」と思いきやみんなが「ジョヒーム」「ジョヒーム」と言うので脳をフル回転させて考えると、僕が最高に好きなファイターヨアキム・ハンセンではないか。
髭はと髪は伸びて、帽子もかぶっていたので誰か全然わからなかった。
インターネットカフェに行きたいそうで、道筋を教えて「会見場でまたね」と別れた。
ハンセンと別れた後は昨日と同じ道を通って渋谷にレッツラゴーだ。

電車の中では珍しくファイトの話題がでる。
サイードはおちゃらけて見えて、トロージャンのレスリング技術を向上させたトロージャンにとってとても重要なコーチ。
前にイギリスに行ってあったときは「太ったおじさん」に見えたが、トロージャンのレスリングクラスが増えた事で実践して教えるサイードも見る見るやせて今では「痩せたおにいさん」に昇格。
そのサイードと藤田と戦うクルタニーゼや、トロージャンのレスリングの練習について語った。
いわく「クルタニーゼはレスリングでは化け物だったよ!足の筋肉は猛獣のようだった。ただ彼がMMAで強いかどうかは環境にもよるだろうね」「ロニーはかなり進化している。ロニーとマシューがレスリングでは一番伸びているよ。」
ロニーは現在レスリングをサイードと、ボクシングをリッキー・ハットンやジョー・カルザゲのチームとトレーニングしているそうでドンドン強くなっているという。
そして次の対戦相手のブラッド・ピケットは、全く練習しなかったロビー・オリヴィエ戦とは違いロニー戦に向けてATTで猛トレーニングをしているという事でとても危険な試合になるとか。
うーん・・・MMAの話(特に身内)は面白くて止まらん。
話してるうちにあっという間に渋谷。

サイードとウェズリーは服を見に行き、僕とチャーリーは本と日本語を覚える為に便利な英語字幕つきのアニメDVDを見に行くことに。
TSUTAYAに行って色々見るが、DVDの高さにチャーリーはドン引き!
可哀想なので、自分が2chを見てハマッた「World Of Golden Eggs」のDVDを送ってあげることにした(正しい日本語を覚えられるかは定かではない)。
本屋にもめぼしいものは無く、TSUTAYAを後にして娘さんのパミーの服をGAPに見に行くことに。
ここで可愛い店員さんを見つけ、大喜びのチャーリーは「ヤバイ」を連発。
可愛い服をゲットして、サイード達との待ち合わせ場所に向かう。
しかしながら待っても帰ってこないために、見捨てて(笑)ホテルに帰ることに。

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DSEとの待ち合わせ時間が近く、地下鉄から早歩きでホテルまで行くとウェズリー達と遭遇。
お互いに違うところで待っていたようで「アホ」「バカ」と軽く言い合ったところで、ジェームスとも会ってタクシーに乗って会見場へ。
行きのタクシーは四人でギュウギュウ詰め。
「俺がスマートで助かったな」と言うと「下腹は俺より出ている」と言ったウェズリーと小突きあう。
会見場に到着して、まずは計量に向かう。
前回のPRIDEでも沢山のファイターを見たけど、今回も藤田以外の全選手が広い部屋に所狭しと座っていた。
ジェームスはエリック・パーソンとジョシュ・バーネットと談笑し、肩身が狭いウェズリーとサイードと僕は部屋の隅っこで小さくなっていた。
同じ部屋にはニンジャ、ショーグンなど一流選手が・・・息が詰まる思いだ。

しばらくすると選手とヘッドコーチ以外は会見場へ移動するように言われて移動。
会見場に行くと会員のファンの方々でいっぱい。
こんな中に自分がいるのは何かとても失礼なような気がしたが、ウェズリーとサイードと一緒にはじっこに座る。
会見が始まると何ともいえない緊張感に包まれたが、いざジェームスのスピーチになってマイクが入ってなく、ウェズリーが噴出しみんなプッと噴出す。
会見が終わって、ジェームスとヨアキムとジョシュはお話。
お話がおわってすぐホテルの帰り路につく。


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帰り路では吉田対策についてウェズリーとジェームスと僕で熱く語った。
リストコントロールがとても重要。
腕を首の後ろにまわされないように。
胴着を掴んで、固めて膝。
バックマウントを取ったら片羽絞め。
この時点ではジェームスを含めて、胴着をどうするかしか考えてなかった。
また、ウェズリーが「ヨシダは試合をするって解ってたのに、いいわけしてズルイ」とブーブー不満をたれていた。
確かに、心も体も全く準備ができていない状態のジェームスと、
試合があることは前からわかっていた吉田とでは違うなぁとは思った。
しかし、熱くなっている僕たちに比べてジェームスはびっくりするぐらいリラックスしていた。
そして「勝とうが負けようが間違いなくゴングアンドダッシュはするぜ。三試合連続でまごついていた俺に対して、ファンもストレスがたまってるだろうからな。ぶっとばしてやるんだ」と頼もしい言葉。
今回のジェームスは不思議な自信に満ち溢れていた。

ホテルについてから用意をして、最寄のサイゼリヤにご飯を食べに行く。
自分はパスタ一人前しか頼まないが、みんなは牛のように頼んで食う。
ブログをご覧の皆さんはご存知かと思うがサイゼリヤはとても安いイタリアンファミレスである。
にもかかわらず、ジェームスは実に9500円分をペロリとたいらげたのだ。
前回の藤田戦では食事にもかなり気を使っていたが、今回はとにかく食いまくっていた。
再び話になり、ウェズリーが僕の英語のアクセントをネタにしたので、日本の女性にきもがられてた事を言いつけてやるとジェームスは爆笑。
サイードは「いただきます」と言おうとするも、結局うまく言えず。
チャーリーに至っては、父親のようなスマイルで僕等を見守っている。

食事をした後にホテルに戻って、適当にパソコンをいじる。
みんなで明日の試合の予想をして、僕以外は満場一致でハンセンvs青木はハンセンのKO勝ちだったが、
部屋に戻ってパソコンで青木の動画を見ると予想は一変。
その後も、次のCageRageで戦う今成や日本の天才的格闘家の動画をチェックして感動に浸る。
夜も遅くなり、明日は試合なので早めに別れて朝にまた・・・と失礼した。
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# by benkeijames | 2007-01-02 14:37
チーム・トロージャンの滞在記 Day1
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数日前にチャーリーと話してしばらくしての事・・・。
チャーリーに電話をかけても丸一日つながらなかった。
「おかしいな・・・」と思いつつも、ホリデイを楽しんでいるのだと思って寝床につこうとするとパソコンからMSNメッセの着信音がテケテンとなる。

「ん?」パソコンを見るとチャーリーから「やぁ!」とある。
あわてて席に戻り会話をすると、なんともう日本に来ているというではないか。
「もしかすると来日するかも・・・」とは言っていたが、まさかこんなに早いとは。
本当に慌しく用意をしていたようで、数々の忘れ物の補充役を頼まれた。
チャーリーがいつも服用している薬ばかりは急を要するので、ホテルに電話をかけて最寄の病院を紹介してもらい地下鉄の地図を渡して行ってもらう。
その日から29日まではDSEのプロモーションで忙しく、
サイードやウェズリーも29日に来るということなので、29日にホテルで会うことにしてバイバイした。

それから数日、プロディジーのCDやらクラシックのCD、グラブやミット、着替え、ホテルの予約を慌しく用意して移動。
帰郷(地元はど田舎)していたために雪はドカドカ降ってるは、店はないわで梃子摺ったけど用意していざ出陣。
宇都宮まで出て行くと、新幹線のなかだと熱いぐらいの天気だ。

自分の予算ではとてもファイター達と同じホテルには滞在できないため、彼等のホテルの近くの安いホテルを予約。
安いけれど、新しくてとても綺麗なとこだった。
一人で東京に来るときは今度からここに泊まろう。

ホテルから1kmちょっと歩くか歩かないかの距離にある彼等の豪華ホテルへ移動。
外装、接客、内装、ロビーで流れるジャズや食事は自分のホテルとはまさにグレードが違う(笑。
部屋に電話をかけると留守。上ってドアをノックしてみても留守だった。
「どうしたものか」と思って考えると、「そういえば今日ルールミーティングとか言ってたな」と思い、大きな部屋がある階へ移動。
格闘技の雑誌関係者や、DSEのスタッフの方々が部屋の外にいる。
DSEのスタッフの方々はいつ見ても容姿端麗、頭脳明快、最高の社員だと一目見てわかる。
まず姿勢からして何か違う(うまくはいえないが)。
まだかなまだかなーと待っているとフランク・トリッグやら山田トレーナー、川尻や石田が出てくる。
山田トレーナーとは高校生の時に二度お会いしているが、勿論あちらが気づくことはない。
心で密かに黒船コンビの拳闘とトリッグの実況の成功を祈りつつ待つ。

待てど待てど彼らは出てこない。
DSEの方々とホテルのスタッフの方々でなんか撤退しはじめてるし。
「まずいぞ・・・DSEの社員の方々の視線も痛いし、これ以上はここにはいれん」
プレッシャーに耐え切れず、その階をそそくさと後にすると、再びチャーリーの部屋へ。
ノックすると「誰ですか?」「チャーリー?俺俺」「ん・・・?」「だからkojiだよ」と言うとようやくわかったようで部屋から出てくる。
前にUKに出稽古に言ったとき以来の再開だ。
しばし談笑したあとに、ご飯を食べに行く。
本当に急なオファーであったらしく、ジェームスは二週間もの間オフに入っていたそうだ。
とりあえずクレイグ・ファロン(柔道世界選手権王者)や黒帯のみんな(ウェズリーやマシュー)の指導の下胴着対策をしてきたそうな。
前回の藤田戦ではガチガチに緊張していたジェームスのことだから、今回も相当緊張していそう。
「これから飯を食べに行くから一緒に行こうぜ」とチャーリーに連れられて外へ。

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一回へ降りるとサイードとウェズリーとジェームスが。
「おー!koji!久しぶりだね!!元気だったかい」とジェームス。
アレ・・・凄くにこやかでリラックスしている。
話かけないときは硬直していた藤田戦のときとは大違い。
レスリングコーチのサイードと柔道の地区王者であるウェズリーも元気そうだ。
マーク・ハントと途中で遭遇するが、彼もまたリラックスしてそう(彼はいつもか)。
とりあえず近くのステーキハウスに入ってご飯を頼む。
もっとピリピリしてるのかと思いきや、へらへら笑って吉田に関する話題はひとつも出なかった。
ジェームスは500g4900円のステーキを注文。
他のみんなもやはり日本人よりは全然食べる。
ここで僕が「いただきます」というと、「何それ」「何かの宗教のアレか?」とチャーリー以外は質問攻め。
ここで日本語講座を開いて意味と発音を教えてあげるとみんな狂ったように「イタダキマス」を連発。
「イタラキマース(ウェズ)」「イタダタラキマス(ジェームス)」「イタ#$%$☆(サイード)」サイード言えてないし、ジェームスはわざわざ店員を捕まえて言うし(笑。
その後ナンパに必要なワードを教えて「ご馳走様」。
ジェームスとチャーリーはリラックスの為に今日はホテルに戻るということで、サイードとウェズリーのショッピングについていくことにした。

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地下鉄で渋谷までの道のりを電車に乗って行く。
ウェズリーはさっき教えた「アナタハカワイイー」を道行くお姉さんたちに連発(ご迷惑をおかけしました)。
サイードはウェズリーに対して「キモイ」「オカマ」と突っ込み、ウェズリーが反論するとウェズリーのモノマネで馬鹿にする・・・隣にいるだけで愉快な人達だ。
渋谷に服を見に行くが、全くピッタリのサイズがなく断念。
靴屋さんで靴、スタバでコーヒーだけ買って今日は帰ることに。
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# by benkeijames | 2007-01-02 13:03
大晦日・・・ジェームス・トンプソンvs吉田秀彦電撃決定!!
※ジェームス・トンプソン、弁慶ゼルグ、ロニー牛若へのメッセージは掲示板2chトンプソンスレッドでも受け付けています。

急転直下、大晦日にトロージャンにとって最高のカードが決定しました。


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ジェームス・トンプソンvs吉田秀彦


ファンの反応は予想通り、賛否両論にわかれましたが、
一ついえる事はこのカードは我々にとって間違いなくチャンスです。
とあるモンスター軍総統や一部のファンは『万が一、億が一勝てれば』『吉田プロテクト』等と言っていますが、この試合はジェームスの集大成となるでしょう。
今年、何度もアメリカに渡り修行してきた技術と、現在は隠しているアレが融合したとてつもないジェームスの姿が見れるでしょう。

さて、今回のセコンドには中東の強豪国レスリング代表でトロージャンのレスリングコーチのサイードと、セミプロフェッショナルのウェズリー、そしてヘッドコーチのチャーリーがつきます。
サイードは、レスリングに置いては超一流で現在のトロージャンのレスリング技術向上の要であります。
トップからの展を得意とする吉田を潰す対策は万全でしょう。
本当に急なオファーで23日に慌てながら用意して、昨日に来日して現在はフライトでヘトヘトだそうな。
昨日はそんな中チャーリーと喋ったのですが、「オーkoji、イギリスにいつも飲んでる薬を忘れてきちゃったよ」と落胆していたので、『本当に慌しく用意したんだなぁ』と思いつつホテルの方に電話して、近くの病院を紹介してもらいました。
サイードとウェズリーはまだ来日しておらず、29日に来るそうです。

とにかく、急に決まった試合ですが現在のジェームスには失うものは何もありません。
そして今年得たものと、失ったものを取り戻すため、見捨てずに応援してくれた日本の家族(ファン)の為にきっと勝ってくれるはずです。

ジェームスは・・・




やる!!!!!

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# by benkeijames | 2006-12-27 03:48
どうなる、ジェームスの大晦日
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昨年の大晦日・・・
ゴング&ダッシュからの怒涛の打撃でジャイアント・シルバを瞬殺。
視聴率では20.4%と高視聴率をマーク。
ライト層のファンにも印象に残る素晴らしい1年の締めだった。

人気も勢いも留まることを知らないPRIDE。
2006年のGPで最も注目されていたといっても過言ではない藤田和之と対戦。
結果はKO負けだったが白熱した試合を展開、下馬評を覆す戦いぶりにファンのド肝をぬいた。
だけど・・・


何かが違う。



ファンや関係者、チャーリーや僕も含めてそう思っていた。
そして母国での再起戦に臨むも伏兵のロブ・ブロートンにまさかの血塗れTKO負け。
終盤にボロボロに打ちのめされたが、前半は打撃で圧倒していた。
そしてブロートンの実力は現在のCageRageでの活躍ぶりを見れば解る。
「もうどうしようもない」という敗戦ではなかった。
だけど・・・


何かが違う



二連敗で落ち込むジェームスは、より大きいパートナーと技術改革を求めて渡米。
エリック・パーソンやジョシュ・バーネットとの練習に臨んだ。
彼の技術は事実かなり成長したし、ひたむきに練習に打ち込むジェームスに再びチャンスが訪れた。
アブダビ王者でヴェウドム相手に接戦を繰り広げたエイネモとの試合だ。
超強豪と異国の地での試合、ジェームスは何もできずに完敗した。
自体はどんどん悪化していった。


違うんじゃない、ジェームスが何かを失っていたのだ



今年の戦績3戦3敗(2KO、1一本)。
試合内容や評価は試合の度に落ちている。
チームや関係者の人からも彼への評価は昨年と比べてとても低い。
まさに絶不調。ドン底。地獄である。
しかし彼は解っていた。


何が足りないのか解ってる。
何でファンのみんなが俺に失望しているのか解っている。
俺にはこれしかないんだ、それが俺のキャラクターであり最大の武器なんだ。
大晦日・・・俺は


ゴング&ダッシュで全てを取り戻したい


DSEからオファーは来るのか!?
そしてジェームス、おまえ・・・。

やれんのか!?

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# by benkeijames | 2006-12-22 17:51
弁慶より
※ジェームス・トンプソン、弁慶ゼルグ、ロニー牛若へのメッセージは掲示板2chトンプソンスレッドでも受け付けています。

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契約の事はとても重要な事で詳しくは話せないんだけど、現在4つの団体からオファーを受けてるんだ。
どれも、とてもビッグなものだけど、俺の願いはPRIDEに行くことだよ。
俺はジャパニーズクロアチアンだと思っているし、みんなの前で戦う事が俺の夢の一つだからね。
みんなが満足するようなリングで戦いたいし、どこか他の団体には行きたくない。

ファンから強大なサポートがあったのは聞いているし、DSEは近いうちにチャーリーにコンタクトするだろう。
彼らにとってネガティヴな噂が流れているけど、PRIDEはチームの故郷のようなリングだし、
彼らに何かあればチームにとってこれ以上にない打撃になる。
日本のファンと同じで体の一部や、家族も同然なんだ。
それだけ彼らをリスペクトしている。
ただ、彼らは彼らをリスペクトしているチームや選手をもっと面倒を見るべきだとも思う。
俺が今ファンに言いたい事は「俺の目には日本しか見えてない」って事なんだ。

メルビンと戦ってほしいという意見はよく聞くんだけど、
とても仲がいい友達なので、できることなら戦いたくないんだ。
だけどファンがこの試合を臨み続けるなら、戦うよ。
俺達は戦って生きているわけだし、ファンの為なら何でもするつもりだから。

次の対戦相手の松井だけど、普通の試合と同じでただぶっ壊すだけだ。
彼になんか恨みがあるわけじゃないし、ファイターとして尊敬しているけど、これはビジネスだからね。
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# by benkeijames | 2006-12-22 17:19
弁慶よりメッセージ
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トロージャンブログ、2ch、PRIDEオフィシャル、俺を応援してくれている全ての家族へ。
みんなの為にベルトを取れる自身はあったし、やりとげることができた。
ウィアーはニンジャを追い詰め、UFCとPRIDEに出場した強豪も選手だったけど、
彼と戦えば勝てる事はわかっていたし、日本にいる家族が俺が応援してくれる事もわかっていた。
みんなへの気持ちが俺のあの日の強さになったんだと思う。

試合がはじまってからは、すぐにリング中央に出たんだ。
リング中央はウィアーが得意とする位置だったんだけど、先にその位置を取ってペースを握った。
チャーリーの「ヤツはカットができないから、ローを蹴れ」という指示通り、ローキックでウィアーを崩すことから始めたんだ。
そこから彼にハイキックを打たせて、軸足にローを叩き込む作戦だったんだけど、彼はハイキックを打たずにパンチを俺にヒットさせた。
しかし、打ち合いは練習でやっているし、すぐにパンチにシフトして彼を殴り倒した。
ハーフガード上になって彼が下からしがみついてきたが、彼は俺のパンチに脅えていて「決めようと思えば決められる」と解ったんだ。
そして彼のクラッチをぶっ壊して、パウンドを叩き込んでKOした。
始めの一撃で彼が終わったのはわかったし、サムライスタイルで倒せた事に満足しているよ。

今回の試合で、英国にいるミドル級の殆どの選手よりも自分の方が上だという証明ができたと思うし、これからも世界でトップクラスになるために試合を続けるよ。
願わくば、日本の家族の応援と共にね!
CageRageは俺にニンジャとの世界タイトルマッチの話を持ちかけているんだ。
だが、その前にこのタイトルの防衛戦として松井大二郎と戦うことになる。
彼が日本であまりよい評価を得ていないのはしっているけど、彼は英国内で未だにKOされたことがない選手なんだ。
だけど、きっとその歴史は変わると思うぜ。
日本人の彼に真のサムライスタイルで戦いを挑んで、彼が今までに味わったことがない打撃でKOするよ。
ニンジャについては、彼は凄い激しい試合でウィアーに勝ったね。
俺は彼が怖くてタックルに行けないくらい、もっと激しく、早く戦うし、ファンが熱狂するKOで勝つ事を約束する。
みんながたまげるような試合をするから待っててくれ。

この試合の後、色々な団体から沢山のオファーが来たよ。
IFLやUFCも俺が彼らのイベントで戦う事を望んでいるようだね。
PRIDEから、まだオファーはないんだけど、彼らは今とても重要な時期にいるようだし、
俺らのチームは彼らをリスペクトしているし、家族のように思っている。
彼らからオファーが来ることを願っているよ。

もしかすると近いうちにもう一つの日本のプロモーションで試合をするかもしれない。
色々な国のファンが何故俺を評価してくれているのか証明するいいチャンスになると思うんだ。
失礼で尊敬に欠けたようなことはしないつもりだし、戦うためにいくつもりだよ。
日本人は俺のもう一つの祖国だと思っているからね。
これからも応援よろしく!日本で会える日を待っているよ。
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# by benkeijames | 2006-12-14 17:01
弁慶、CageRage英国王者に
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○弁慶ゼルグ(1R50秒 グラウンドパウンドによるTKO)マーク・ウィアー×

ついにこの日が来た・・・。
弁慶が悲願のCageRage英国タイトル奪取に成功!
今回は、対戦相手を『危険な相手』と認めたゼルグはガードを上げて試合に臨む。
恐らくガードを上げたゼルグほどプレッシャーを感じる選手はなかなかいないだろう。
ウィアーは圧力に押されて牽制打も出せず後退。
そこにゼルグの前足でのアウトサイドロー!
速い!ウィアーがカットできないんだから相当早い。
続けざまに利き足でのインサイドロー!!早い上に一発でウィアーの足が流れる・・・。
さらに圧をかけ左のフェイントをかけた弁慶に、思わず飛び込んでしまうウィアー。

「あっ・・・」

このウィアーの苦し紛れのパンチが弁慶の顔面にクリーンヒット。
ウィアーの打撃の威力や重さはニンジャ戦や、小路戦で証明済み。
コンマ数秒背筋が凍ったが、弁慶は全く気にせずパンチラッシュでウィアーをグラウンドへ押し倒す!
ハーフガードから怒涛のパウンドラッシュで完全KO!!
あまりの嬉しさに倒れる弁慶にチームトロージャンがなだれ込む!
うおおー弁慶おめでとう!!!
そしてここまで応援してくださったブロガーの皆様、トンプル村の住人、PRIDE officialの皆さんありがとう!
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# by benkeijames | 2006-12-10 08:05
CageRage19プレビュー!!
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※注意書き※
管理人の機材の問題で、速報を中止させていただきます。
誠に申し訳ございません。
チャーリーの予想
ジェームス・トンプソンの予想



ロブ・ブロートン()バタービーン
★preview★
公式サイトのトップには『BUTTER BEAN(大豆) vs BEAR(熊)』。
横には『CABBAGE(キャベツ)』と書いてあるし、格闘技を知らない人にとっては意味不明でしかない。
しかし、見世物小屋が始まる訳ではない。
ジェームス・トンプソン、ロバート・ベリーという英国屈指の実力者を立て続けに破ったCageRage英国最強王者のロブ“ベアー”ブロートンが国際戦に臨む!
ボタ餅のような腹と温厚そうな顔からは想像できないような鋭いハンドスピードとレスリング英国王者になった経験のあるレスリング力で、対戦相手を戦うたびに血塗れにしていく血塗れ熊。
国内に敵がいないと見て、そのタイトルを賭けて迎え撃つのはアメリカボクシング界の豚=バタービーン。
ボクシングでは四回戦限定で試合をして連戦連勝連KO。
完全におじいちゃん化したラリー・ホームズに見事にアウトボックスされ、大した実力がないのはバレてしまったが、
その後は拳一つを武器にK-1、PRIDEに参戦し活躍(?)。
色物というポジションにいながらも、太った体に似合わぬ素早く思いパンチで総合でも好成績を残している。
しかしながら、これまでレフェリングや特別ルールに助けられて勝利してきた部分もあるバタービーンに対して、ローカルからの完璧叩き上げファイターであるロブのレコードの濃密さは大きく違う。
下馬評、知名度で劣るロブが英国MMA界の成長を見せ付けられるか?
熊vs大豆、異色だけどオオマジなのメーンイベントが決定!
★勝敗予想★
ブロートン パウンドでのTKO
バタービーン 1RKO





弁慶ゼルグ()マーク・ウィアー
★preview★
前の大会では放送カット、前座という散々な扱いだった弁慶だが、
今大会では、英国王座選手権だけあってカードの位置はメインイベントの下!!
このブログでは散々紹介してきた弁慶。
かつては打撃一辺倒のファイターだったが、今ではレスリングコーチのサイードや柔術コーチのイタロの指導のお陰でスプロウルなどのレスリングディフェンスや、長い手足を利用したボトムからの関節やエスケープなども上達しトータルファイターへと成長している。
今回彼が挑む対戦相手はマーク・ウィアー。
UFC、武士道など世界最高峰の舞台を経験している選手であり、英国をベースに練習している選手には一度も負けたことが無い。
更に二人のバックボーンはテコンドーグで、両者共に世界チャンピオンになっている。
同じバックボーンを持ち、長くこの業界にいる大先輩に英国王座を賭けて挑む形となるのだ。
UKでの下馬評では弁慶が若干有利で、ファンの多くがKO決着を望んでいる。
しかし、この試合に向けてチャック・リデルの元で六週間修行を積んできたというウィアーにも不気味さを感じる。
クロアチアの革命児がイギリス最強のストライカーに挑む!!
KO決着必至!一瞬も目が離せない中量級最高峰の一戦が始まる。
★勝敗予想★
弁慶 1R KO
弁慶 2R KO





ウェスリー・コレイラ()テンギス・テドラッズ
★preview★
グルジアの怪力親父vsハワイアンキャベツの一戦!
テドラッズは前回、ジェームス戦があるにも関わらず2H2Hと二重契約をして追放処分を受けていましたものの、晴れて和解→参戦。
そのだらしない体のどこにそんな力があるのかと見るものの度肝を抜くパワーの持ち主で、過去にはジェフ・モンソン、ファブリシオ・ヴァウドム、ジェームス・トンプソンなどのグラップリング及びレスリング技術のあるファイターをスープレックスで投げ飛ばしてきた。
更に恐るべきはそのパウンドで、あまりの壮絶さから彼にパウンドで負けた選手はTengizedされたと言われるほど。
関節耐性が低く、打たれもろいところもありながら、組んだらぶん投げる怪力とパウンドスタイルGets killed or Killファイトを続ける突貫親父。
対するウェスリー・コレイラは、キャベツの異名を持つハワイアンファイター。
全盛期は、その頭のでかさからつついたあだ名と見た目通りの打たれ強さで、ティム・シルヴィアやアンドレイ・アルロフスキー等のUFC最強ストライカーと打撃で好勝負を展開し、人気を博した。
しかしながら、最近になり良いコンディションを維持することが難しくなり、浜中やバタービーン、アボットやバートガンなどの勝てる対戦相手から白星を逃し続けている。
今回英国初上陸のハワイアンキャベツがかつての輝きを見せるのか?グルジアの怪親父が英国格闘技界の洗礼を浴びせるのか?
ヘビー級注目の一戦!!
★勝敗予想★
コレイラ KO
コレイラ 2RTKO





マーク・エプステイン()エルヴィス・シノシック
★preview★
CageRage常連の野獣マーク・エプステインが、またまた登場。
初登場のCageRage5から今大会まで数えて、実に12大会出場という驚きのビースト。
相手が彼の打撃に答えれば、勝っても負けても必ず面白い試合になることから地元でも根強い人気を持っている。
過去には、元ライトヘビー級王者でUFCのリアルTVショー覇者のマイケル・ビスピングをローキックでKO寸前まで追い詰めている。
前回大会では久々にMMAにカムバックしたフリーマンのレスリングの前に完封されたが、最後まで諦めずに戦った。
今回出直しを図るエプステインに立ちはだかるのはオーストラリアの古豪、エルヴィス・シノシック。
オーストラリアのMMA界の先駆者であり、UFCで初めてアップセットを起こしたオーストラリアンといっても過言ではない。
1990年代にティトと並んでネームバリューのあったフラシャムをK-1のMMAルールマッチで大いに苦しめた事でUFCに大抜擢され、ジェレミー・ホーンにまさかの一本勝ち。
その後は強豪達に次々とぼこられていったが、オーストラリアの格闘技界で一番ムーヴメントを巻き起こした選手となった。
現在でも試合は続け、菊田にボコられ、松井と引き分け、グリフィンとサカラの踏み台にされる等とメジャーシーンの結果は散々だが、
それでも強豪相手に粘り強いファイトで食らいついている。
英国の野獣が豪州の老虎に引導を渡すのか?注目の国際戦!
★勝敗予想★
シノシック 一本
シノシック 1R 一本





ヴィトー“シャオリン”ヒベイロ()中村大介
★preview★
相も変わらず日本のメジャー団体から声がかからないシャオリン。
ポジショニング重視の現代柔術で対戦相手を圧倒的に制して、最終的には極めてしまうスタイルが仇となっているのか、川尻にリベンジされてからというものの修斗にさえ呼ばれなくなってしまった。
前回のイギリスの試合ではレスリングの地力がある英国王者アブドゥルを相手にテイクダウンから何もさせずに極めている。
その圧倒的な強さはまさに、金網の絶対王者。
メジャーで戦えない鬱憤を晴らすべく、CageRage世界王座防衛戦に臨む。
難攻不落の絶対王者に挑むのは、今大会唯一の日本人中村大介。
PRIDEtheBESTから総合デビューし、武士道に参戦経験もある。
少し前まではシャノン・リッチを破った男なんていう有難くないあだ名がついていたが、最近では3連勝3連続一本と波に乗っている。
五味を極めたアウレリオ等とも折れないハートと粘り強さで判定に持ち込んでおり、今回のシャオリン戦にも折れない心で挑む。
★勝敗予想★
シャオリン 1R一本
シャオリン 1R一本





ルイス・アゼレード()ポール・デイリー
★preview★
五味を二度に渡ってスタンドで苦しめ、ハンセンとも武士道ベストバウトと呼んで間違いない試合を繰り広げたアゼレード。
変則的ながら強烈な打撃はトップクラスのストライカーをも翻弄し、下からの仕掛けはグラップラーで塩っぱいブスカペをも焦らせて白熱した試合にする。
まさに武士道の名勝負製造機!
現在武士道最強候補の二人に連敗中であり、国外での出直しを図る。
その対戦相手は英国最凶の速射砲ポール・デイリー!!
機関銃のような縦回転のパンチを武器に英国MMA界を席捲。
満を持してパンクラスに参戦するも、上り調子の北岡を前に関節技で乾杯。
しかし、その後は関節技を潰して対戦相手をねじふせるパウンドに磨きをかけ、前回のCageRageでは体格で上回るソル・ギルバートをスタンドとグラウンドでしばき倒した。
英国の機関銃が武士道の名勝負製造機を破壊するのか?
★勝敗予想★
難しいけどアゼレードかな。ダレイは試合中に謎の怪我をするんじゃないか。
アゼレード 判定





ジーン・シウバ()ダニーロ・シェルマン
★preview★
日本では五味にこっぴどくやられた印象が強いジーン。
しかしながら、スタンドでもグラウンドでもすばやい動きと積極的に対戦相手を終わらせにいく姿勢は評価が高い。
先日のスーパーファイトでは過去に五味をスタンドでも苦戦させたレオナルド・サントスと対戦してKOするなど、成長の色も見せている。
前回CageRageに参戦した際には、英国王者のアブドゥルの前に惜敗したが、
英国での再起戦で対戦するのは、ノヴァウニオンのダニーロ・シェルマン。
来日経験があり、そのときには修斗のホープである廣田に完封負け。
さらに寝技しかできず、その寝技も積極的なものではなかったためあまりいい印象はない。
ここでしっかり勝てるかどうかがジーンの今後を大きく左右しそう。
ブラジルの大手チームの潰し合いがイギリスでゴング!!
★勝敗予想★
シェールマン  一本
シェールマンを良く知らない





アラン・マードック()デイヴ・レジェイノ
★preview★
前大会でキモを一本で下して、格闘技に対する気持ちが本物であると証明した俳優ファイターのレジェイノ。
再びライトヘビー級タイトルを目指すべく、今大会ではリベンジマッチに挑む。
受けて立つのはアラン“マッドドッグ”マードック。
前回対戦では序盤レジェイノがパワーで圧倒し、KO寸前まで追い詰めるもグラウンドに全く知識がなく一本負け。
しかし、前回大会の映像を見て解るようにレジェイノはレスリングや寝技のディフェンスについてしっかり勉強し、習得している。
そして前回対戦からマードックは噛ませ犬と一試合しか試合をしていないのに対して、レジェイノは王者エプステイン、美濃輪と対戦していることから過ごしてきた時間の濃さの違いも伺える。
強大な体格から繰り出される打撃と、新たに身につけた技術を武器にレジェイノがリベンジに臨む。
★勝敗予想★
レジェイノ KO
レジェイノ 1RKO





プロフェッサーX()アレックス・リード
★preview★
CageRageが何が何でもプッシュしたいアレックス・リード。
昔は、極めの強い寝技とその甘いマスクでファンを魅了。
過去には武士道で菊田を大苦戦させ、近藤と引き分けたレノグや、エウィン等からも勝利し順風満帆に見えたが・・・。
去年の暮れに松井に地元判定でドローになって、今年に入って三戦三敗。
イケメンキャラで未だに粘っているが、次負けるようなことがあればファイターとしての存在意義が疑われてくる。
その大事な局面に直面しているリードに相対するは、南アフリカのプロフェッサーX。
昔は身体能力だけにものを言わせてスタンドで戦っていたが、最近になってグラウンド技術も習得。
現在連勝中で日本でもホープとして注目されている。
過去の英雄を踏み台にしてタイトル戦線に絡んでいきたい。
傷物の英雄か?アフリカの昇り竜か?
★勝敗予想★
プロフェッサーX 2RTKO
プロフェッサーX 判定





マット・エウィンvsアレックス・クック
★preview★
団体間の争いも冷戦化(CageRage圧倒的優位の元)し、
CW直営のウルフスレイヤジムから選手派遣もでてきたCageRage。
今大会でも、前大会でCageWarriorsがエースとして出したクックが登場。
CageWarriorsを主戦場として闘い、オールラウンドファイターとして定評があります。
前回大会では、日本でも活躍するプロフェッサーXの前に涙を飲みましたが、今大会ではベテランのマット・エウィンと対戦。
エウィンも最近の10戦で勝ち星は僅か3と調子を落としているものの、過去にはプロフェッサーX、ブーシェラゲム、ソル・ギルバートを下しているグラップラーです。
互いに正念場の一戦。
★勝敗予想★
アレックス・クック 1R一本
マット・エウィン 2RパウンドでTKO
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# by benkeijames | 2006-12-07 18:53
CageGladiator3の動画&結果!!
※ジェームス・トンプソン、弁慶ゼルグ、ロニー牛若へのメッセージは掲示板2chトンプソンスレッドでも受け付けています。

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左ジョン、中ロニー、右イターロ。

★ロニー牛若vsクリス・フリーボーン
★ジョン・フィリップスvsエドガラー・モリカビュチス(レミーガの従兄弟)

今月三日開催されたCageGladiator3で二人のトロージャンファイターが試合に臨みました。
まず、ついこの間試合したばかりのジョン・フィリップスがイベントに飛び入り参加。
対戦相手はHEROsなどで活躍するレミーガこと、レミギウス・モリカビュチスの従兄弟!
従兄弟だけに、さすがバランスの取れた体に加えてなかなかの打撃技術。
それもそのはずリトアニアのアマチュアボクシングでチャンピオンになっている選手でした。
しかしながら、「誰かをKOすることだけ考えて試合をしてるので、KOされることは気にしてない」というジョンはエドガラーのパンチを全く意に介さず、暴拳を振るいまくる!!
勢い余ってこかされるも、ウィービングはながらフックを叩き込んでまたもや秒殺勝利!!
いやー、強すぎ・・・。
ウォールヘッドへのリベンジもそう遠くないですね。

そして次に試合に臨んだのは我等がロニー牛若!!
対戦相手は前CR王者に勝利し、現王者オリヴィエと好勝負を展開したフリーボーン。
この試合はCageGladiatorフェザー級タイトルマッチとして行われました。
グラウンドに定評があり、この試合に向けて三ヶ月ロシアでサンボをトレーニングしてきたとついう対戦相手。
しかしながら、開始早々パンチとローで早くも対戦相手の「スタンドで戦う」戦闘意欲をそぎます。
差してきた相手を金網にたたきつけて、シングルレッグテイクダウン!
あっという間にマウントと圧倒的な試合運び。
リバーサルされるものの、下からの腕十字で何もさせないまま圧勝しました!
強すぎるぞトロージャン。

なお、三月開催の第四回大会でもロニーの防衛戦が決まっています。
その他にもテリー・エティンvsディヴィッド・メットカーフの国内ライト級無敗選手同士のタイトルマッチも組まれているだけに目が離せません。
とにかく、おめでとうトロージャン!!
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# by benkeijames | 2006-12-05 02:42